本当の学問

人生いかに生きるべきか。人生とはなんぞや。思ふに、さういふ疑問を胸中に抱きながらも日々の忙しさにかまけて思考停止状態に陥つてゐるのが現代を生きるほとんどの人の姿ではないでせうか。それなのに人生をよく考へてゐる信仰者こそ思考停止の徒と決めつけて軽蔑すらしてゐるのも巷間の人々です。

けれども、果たして神を信じてゐる人物が思考停止に陥つてゐるかどうか本当に正しく公平に検証してゐ人はゐるのか、と言つたら、ごくごく僅かだと思ひます。思ふに宗教を持つてゐる人を色眼鏡をとほして見るのが現代人の習わしになつてゐるからであります。

しかしながら、実は世間に生きる多くの無神論者こそ人生や死後の世界について真摯に真剣に考へることを放棄した思考停止状態のに陥つてゐる憐れむべき人たちではないでせうか。さうではありませんか?

昔の人々は「学問」のことを「道」と呼んでゐたさうです。人生いかに生きるべきか、人生とはなんぞや、といふことが「道」の研究対象でした。それゆゑに「道」を教へる先生は生徒からの「どのように生きればいいでせうか」といふ質問に明確に答へられねばなりませんでした。

翻つて平成の世に生きる吾人のする「学問」とはなんでせうか。人生を生きてゆくためにそれほど必要とは思はれないやうなことが学問研究の対象ではありますまいか。

したがつて、現代に生きる先生に人生のことを訊ねても一笑に付され「そんなことよりも次のテストの点数をもつと上げろ」と言はれかねない。今の先生は人生の真理を教へてくれないのであります。

実際に、いはゆる学校の「先生」からさう言はれた人がいるさうです。その人は女学生の時に「人生」の意味について先生に訊ねたのですが、はぐらかされて答へをもらへずに絶望して鉄道自殺を試みました。手足を切断されてしまつたのですが命は助かりました。紆余曲折を経てイエス・キリストと出会ひ、キリスト者として天国に凱旋されました。

本当の学問とは学問をすることによつて、その人が携わつてゐる仕事が上手くいく、といふ性質のものです。その人と関はる人たちと良好な人間関係を築けるといふ性質のものです。それはつまり、人生にをける自分の使命に気づける、といふことにほかなりません。現代の学問は学問をしたから出世するといふものに堕落してゐますね。要するに、いはゆる「成功」とわかち難く結びついてゐます。

現代人は成功と幸福を同義に見ます。さうなると必然的に、出世して、どれだけお金を稼げるか、といふ問題になります。わたしが思ふに幸福は成功といふ「量的」なものではありません。成功とはなんの関係もない「質的」なものです。

「学問」を「道」と呼んでゐた大昔、皆、向学心に燃えてゐました。よりよく生きたい、と強く願つたのです。それゆゑに「人生とはなんぞや」といふ疑問が、いつたん生じると、その探求心は非常に熱烈なものとなり、生涯消えなかつたのであります。誰もなんにも教へてくれませんからね。

思ふに勉強はわれわれの本能であります。権利であります。本能でなくなつたのは現代くらゐのものではないですかね。黙つてゐても教へてもらへますからね。ご承知のとほり、今の日本には「義務教育」などといふ制度があります。いやはや、いにしへ人とは大変な違ひであります。

お知らせです!

こんばんは。暑い昨今、水風呂ばかり入つてゐるヨシ樹です。
読者の皆さまにをかれましては、お盆休みをいかが過ごされてゐるでせうか。

先程、本ブログの兄ブログである“「論」ブログヨシ樹”の記事を更新いたしました、
是非お読みください。記事の文字数が、それなりに多かつたので前編、後編にわけて記しました。

お盆休みのお読み物として是非ご活用ください。
スマホやタブレットでも読むことができるはずです。

さういふわたしはケータイはまだガラケーを使つてゐますけれど…。
しかし、そのガラケーも約四年半使つて高い、もとい他界しました。

新しいガラケーと交換といふことになりました。
わたしとしては修理して、もつともつと使ひたかつたのですが無理でした。

現在、交換してくれるといふガラケーの到着を待つてゐるところです。修理ができず交換するならガラケーではなくスマホにシフトする絶好の機会ではないのか、さう思はれる方もいるかも知れませんね。けれども、スマホは維持費が高いので所有したくないのであります。なくて困ることも今のところないですし…。

現在ブログのネタとして「玄米食」と「ケータイ端末」についての構想を温めてゐます。「名古屋二周年」の後編も書きたいですね。以上三つのネタをランダムにゆつくりとアップしてゆくつもりであります。乞ふご期待!

名古屋名物

昨年の夏、一番下の弟が新幹線を使つて単身、里帰りをしました。病気の父を見舞ふためであります。その際、途中の名古屋にも立ち寄つて、しばし交わりのひとときを持ちました。昨夏、さつそく本ブログに記事として載せやうと考へましたが結論を申しますと結局、脱稿できませんでした。したがつて、以下に記した記事は中途半端だ、といふそしりを受けるかもしれません。

中途半端な記事であつても更新したほうが読者諸賢は喜んでくれるのではないか、といふ期待をして批判を覚悟でアップすることにいたしました。名古屋二周年の後編はまた別に機会を設けて記すことといたしました。何卒ご了承をお願ひいたします。なほ、今回に限り本文は「です・ます」調ではなく「である」調で記しました。久し振りの更新だつたので「です・ます」調で書くべきことを失念してゐたのであります。どうかご容赦ください。それでは前置きはこのくらゐにして、さつそく記載してゆきませう。

(昨夏の)先週の土曜日に一番下の弟が兵庫県から名古屋へ遊びに来てくれた。名古屋駅で待ち合はせをした。午後二時頃に新幹線の改札口を出た弟を見つけた。昼時をたうに過ぎてゐたので腹を空かしてゐるであらう弟と共に名古屋駅の地下街にある“矢場とん”といふ店に行つた。“矢場とん”は、いはゆる名古屋名物(通称名古屋めし)のひとつである「味噌かつ」の専門店である。名古屋では「味噌かつ」専門店として有名なお店である。

弟は、この日の昼食に名古屋ならではの食べ物を口にしたい、と希望してゐた。けれども、さう云はれてピンとくる店が思ひ浮かばず弱つた。実はわたしは名古屋に来てから外で食べる機会は、ほとんどなかつたのである。それゆゑ、名古屋で生活をしてゐながら名古屋めしについて詳しいわけではなかつた。さういふ次第で、わたしとしては名古屋名物の定番である「味噌かつ」を出す“矢場とん”くらゐしか思ひ浮かばなかつたのである。

話を戻さう。昼時を過ぎてはゐたが週末といふことで、やはり店は混んでゐた。店に入るまで、それなりの時間、待たなくてはならなかつた。それだけ人気があるお店なのである。入店が叶い席に座ると弟は味噌丼定食、わたしはロース定食をそれぞれ注文した。座つて待つてゐると、ほどなくして注文した料理が運ばれてきた。

ロース定食は、ご飯のお替りが無料でできるので一回お替りをした。さうこうしてゐると弟が先に食べをはり、少し遅れてわたしも定食をたいらげた。お会計を済ませて店を出て地下鉄の鶴舞線の乗り場に向かつた。“矢場とん”がある場所は名古屋駅地下なのだが同じ名古屋駅の地下なのに地下鉄鶴舞線の乗り場までかなり歩かなければならなかつた。さう、名古屋駅は広いのである。なぜ鶴舞線の乗り場に足を向けたのか、といふと“コメ兵”に行くためである。“コメ兵”は主にブランド物の中古品を扱う店で名古屋界隈では知らない人はいないくらゐの有名で大きなお店なのである。“コメ兵”の最寄り駅が鶴舞線の大須観音駅なのであつた。

弟は“コメ兵”で、いはゆるウィンドウ・ショッピングを愉しみたいと前もつて、わたしに伝へてきた。貧乏なわたしにとつて、この申し出に否やがあるはずはなくウィンドウ・ショッピングに付き合ふこととなつた。様々な腕時計、アメカジの古着、楽器などを一緒に見て回つた。この辺りは随分、昔に彼と共に来たことがあつた。弟が、まだ独身の時である。

弟が独身の時以来久し振りに大須の商店街を歩いてみたが、この街は変はらないな、といふ感慨しか湧かなかつた。それはあながち悪い感慨ではない。思ふに、どことなく懐かしさを感じさせる昔ながらの街並みをふたり共に気に入つてゐるからこそ再びこの街を訪れたのである。

“コメ兵”をひととほり見て回はり名古屋駅に戻らなければいけない時刻になつたので再び、わたしたちは大須観音駅を目指して歩を進めた。今回の目的はウィンドウ・ショッピングなので、ふたり共お金は一切使つてゐない。

をはり

名古屋二周年 前編

今月末で名古屋に引つ越して、ちやうど二年になります。地元から離れて、ひとりで暮らして二年が経過しつつあります。わたしは名古屋が嫌いではありません。この二年を振り返ると様々なことがありました。最初から順調だつたわけではありません。二年前に名古屋の学習塾に招聘(しやうへい)されて働いてゐて、しばらくして事情により辞めざるを得なくなりました。右も左も分からず、かててくはへて大変困窮してゐたときに親切な言葉をかけるわけでもなく就職のために祈つてさへくれなかつたその当時通つてゐた某教会の牧師をわたしは忘れることがないでせう。

そんなふうに今に至るまでに嫌なことは色々ありましたが現在はお蔭様で屈託なく名古屋を好きです、と云へるやうになりました。なぜ好きかなのかについては読者諸賢は回答を急ぐことなく、しばらく、わたしの文章に付きあつていただけませんか。文章を読み進めてゆくうちに名古屋の良さが納得でき、わたしが名古屋を好きな理由を判つていただけるものと思ひます。今回は前編、後編にわけて記しますので全部を読んでいただくと理解できるやうに努めて記してゆきたい、と考へてゐます。

その昔あのタモリが名古屋を「大いなる田舎」と揶揄(やゆ)したことがあるのは有名ですが、悪い意味でなく良い意味でなら、あながち間違つてゐません。わたしが思ふに名古屋は都会のいいところと田舎のいいところを両方併せ持つてゐます。とりわけ、わたしの住んでゐる某所はさういへると思ひます。バイクで五分も走れば自然が豊かで、これから開発されるであらう土地を見渡すことができます。さういふいい意味で名古屋は「大いなる田舎」だとするなら、むしろ「大いなる田舎」といふ呼称も積極的に認めたい、とわたしは考へます。

わたしの住んでゐる賃貸マンションは地下鉄の駅へすぐに行けるので絶妙のロケーションと云へます。駅に近いといふことは、こんなにも便利なものか、といふことをしみじみ実感してゐます。どう便利なのかについては別の機会に譲りますが、わたしは今の住まいをとても気に入つてゐます。わたしの住まいは、すでに述べましたやうに、いはゆる賃貸マンションの一室です。

マンションの間取りは1DKで面積は31.32平方メートルです。五階建ての四階の南向きの角部屋で暮らしてゐます。天気がいい日の朝、カーテンを開けると部屋中に陽の光が燦々(さんさん)と降り注ぎます。上の部屋も下の部屋もお隣の部屋も空室なので変に気を遣う必要がなく誰に遠慮することもありません。とても楽ちんです。なんなら夜遅い時刻にステレオで音楽を聴いても住人からクレームが来ることはありません。なぜなら既述のやうにわたしの部屋の周りには住人がゐないからです。

これで家賃があと一万円くらゐ安ければ云ふことはないのですが…。我がマンションの賃料は月額で36000円です。そのうへで月毎に共益費が4000円かかります。したがつて、毎月の家賃は込み込みで、ちやうど40000円です。契約期間は一応、二年間です。本年2月28日までであります。ありがたいことに更新料はかからずに自動更新です。今月末が過ぎると自動的に更新されるわけですね。

上記記事名にあるやうに今回の記事は前編、後編にわけて記してゆきたいと考へました。本ブログでは珍しい試みです。前編はここまでとします。後編については、また改めて本ブログに記してゆく予定です。乞ふご期待!

電子書籍を読む

結構前にキンドルの電子書籍リーダーを入手しました。電子書籍リーダーとは電子書籍を読むための専用端末です。ヤフオクで安く入手できました。送料込みで金4600円也です。ただし買つたはいいけれど、しばらくは使はず仕舞ひでした。何となれば電子書籍をダウンロードして読むためには、WiFi環境がととのつてゐる必要があつたためです。

わたしの住まいには、あいにく、WiFiはなく、どういふものか想像することもできませんでした。けれども電子書籍リーダーを利用するためには、WiFi環境が必要であることはリーダーを購入する以前からよく承知してゐました。思ふに、WiFiは電子書籍とは切つても切れない関係であるから避けてとほることはできません。

リーダー購入当初は、そもそもWiFiといふものが何か理解できませんでした。色々調べてみると要するに無線LANルーターを手に入れればいいだけの話だつたのです。聞いてみると何だそんなことか、と拍子抜けされるかも知れませんが、わたしは、このことを十分に理解するのに少なくない時間がかかりました。一月近くかかつたと思ひます。

さういふ次第で、ヤフオクで専用端末を落札して、しばらくは、電子書籍リーダーをそのまま放つておいたのです。これまで述べてきたことが、やうやく理解できたときに無線LANルーターをアマゾンで購入しました。約3000円です。ルーターが手許に届いてから設定をしましたが簡単にできました。設定はとても簡単で思ふに誰にでもできます。

無線LANルーターを入手して届いたら設定をする。これで電子書籍をダウンロードすることが可能になります。原則として電子書籍をダウンロードするにはお金が要ります。しかしながら、無償でダウンロードできる電子書籍も多くはありませんが、ないではないです。

電子書籍は、あくまで例外として無料でダウンロードできると思つておけばいいです。決済はクレジットカードで行ひます。もし、クレジットカードが何らかの事情で使へなければ有料の電子書籍をダウンロードすることは、まづ無理になります。それは、とりもなほさず電子書籍を読むことができなくなることと等しいのであります。くはばら、くはばら。

わたしが最初に読んだ電子書籍は31歳で胃ガンに罹患したニュースキャスターである黒木奈々さんが著した『未来のことは未来の私にまかせよう』(文藝春秋社刊)でした。同書は読む価値がある本だ、と考へます。

ハタボーさんが、そのコメントで、わたしが推薦する本を知りたい旨を述べてをられましたが、わたしは前出の黒木奈々さんの闘病記をご一読されることを、お勧めいたします。黒木奈々さんの本はキンドルストアだけではなく普通の紙の本でも売られてゐます。それゆゑ読むためには、わざわざブックストアのサイトからダウンロードする必要はありません。

黒木さんの件の本を読むと健康であるとは何回繰り返して神に感謝しても感謝しすぎる、といふことはないことに気づかされます。これは、わたしが同書を読んで感じたことですが黒木さんご自身も本のなかで述べられてゐることです。これ以上、黒木さんの本についての感想を述べるのはネタばらし、といふ野暮なことにもなりかねませんので後は、ハタボーさんや読者諸賢が直に同書を読んでみたらいいと考へます。

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プロフィール

ヨシ樹

Author:ヨシ樹
昭和に生まれ、平成を生きる日本男児。
東京の大学を卒業して故郷の愛知県に戻る。
肉体労働や家庭教師、塾講師を経て現在に至る。
現在、未曾有の大不況下で苦しい転職活動を余儀なくされている。
経済状況は極度の貧乏。某市内の賃貸マンションを棲家としている。
いわゆる「勝ち組」「負け組」という二元論的なステレオタイプが大嫌い。
趣味はブログ執筆、読書、六弦ベース、オートバイ等々。ちなみに大型自動二輪免許保有。かつてハーレーを所有。
夢はオートバイでの海外ツーリング。具体的にはユーラシア大陸をBMWで走破することなどを考えている。
日本経済の酷いデフレを憂いつつも某市のリサイクル・ショップや古本屋によく出没する。
実は牧師の息子であり、幼い頃から聖書と教会に親しむ。

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