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名古屋名物

昨年の夏、一番下の弟が新幹線を使つて単身、里帰りをしました。病気の父を見舞ふためであります。その際、途中の名古屋にも立ち寄つて、しばし交わりのひとときを持ちました。昨夏、さつそく本ブログに記事として載せやうと考へましたが結論を申しますと結局、脱稿できませんでした。したがつて、以下に記した記事は中途半端だ、といふそしりを受けるかもしれません。

中途半端な記事であつても更新したほうが読者諸賢は喜んでくれるのではないか、といふ期待をして批判を覚悟でアップすることにいたしました。名古屋二周年の後編はまた別に機会を設けて記すことといたしました。何卒ご了承をお願ひいたします。なほ、今回に限り本文は「です・ます」調ではなく「である」調で記しました。久し振りの更新だつたので「です・ます」調で書くべきことを失念してゐたのであります。どうかご容赦ください。それでは前置きはこのくらゐにして、さつそく記載してゆきませう。

(昨夏の)先週の土曜日に一番下の弟が兵庫県から名古屋へ遊びに来てくれた。名古屋駅で待ち合はせをした。午後二時頃に新幹線の改札口を出た弟を見つけた。昼時をたうに過ぎてゐたので腹を空かしてゐるであらう弟と共に名古屋駅の地下街にある“矢場とん”といふ店に行つた。“矢場とん”は、いはゆる名古屋名物(通称名古屋めし)のひとつである「味噌かつ」の専門店である。名古屋では「味噌かつ」専門店として有名なお店である。

弟は、この日の昼食に名古屋ならではの食べ物を口にしたい、と希望してゐた。けれども、さう云はれてピンとくる店が思ひ浮かばず弱つた。実はわたしは名古屋に来てから外で食べる機会は、ほとんどなかつたのである。それゆゑ、名古屋で生活をしてゐながら名古屋めしについて詳しいわけではなかつた。さういふ次第で、わたしとしては名古屋名物の定番である「味噌かつ」を出す“矢場とん”くらゐしか思ひ浮かばなかつたのである。

話を戻さう。昼時を過ぎてはゐたが週末といふことで、やはり店は混んでゐた。店に入るまで、それなりの時間、待たなくてはならなかつた。それだけ人気があるお店なのである。入店が叶い席に座ると弟は味噌丼定食、わたしはロース定食をそれぞれ注文した。座つて待つてゐると、ほどなくして注文した料理が運ばれてきた。

ロース定食は、ご飯のお替りが無料でできるので一回お替りをした。さうこうしてゐると弟が先に食べをはり、少し遅れてわたしも定食をたいらげた。お会計を済ませて店を出て地下鉄の鶴舞線の乗り場に向かつた。“矢場とん”がある場所は名古屋駅地下なのだが同じ名古屋駅の地下なのに地下鉄鶴舞線の乗り場までかなり歩かなければならなかつた。さう、名古屋駅は広いのである。なぜ鶴舞線の乗り場に足を向けたのか、といふと“コメ兵”に行くためである。“コメ兵”は主にブランド物の中古品を扱う店で名古屋界隈では知らない人はいないくらゐの有名で大きなお店なのである。“コメ兵”の最寄り駅が鶴舞線の大須観音駅なのであつた。

弟は“コメ兵”で、いはゆるウィンドウ・ショッピングを愉しみたいと前もつて、わたしに伝へてきた。貧乏なわたしにとつて、この申し出に否やがあるはずはなくウィンドウ・ショッピングに付き合ふこととなつた。様々な腕時計、アメカジの古着、楽器などを一緒に見て回つた。この辺りは随分、昔に彼と共に来たことがあつた。弟が、まだ独身の時である。

弟が独身の時以来久し振りに大須の商店街を歩いてみたが、この街は変はらないな、といふ感慨しか湧かなかつた。それはあながち悪い感慨ではない。思ふに、どことなく懐かしさを感じさせる昔ながらの街並みをふたり共に気に入つてゐるからこそ再びこの街を訪れたのである。

“コメ兵”をひととほり見て回はり名古屋駅に戻らなければいけない時刻になつたので再び、わたしたちは大須観音駅を目指して歩を進めた。今回の目的はウィンドウ・ショッピングなので、ふたり共お金は一切使つてゐない。

をはり

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ヨシ樹

Author:ヨシ樹
昭和に生まれ、平成を生きる日本男児。
東京の大学を卒業して故郷の愛知県に戻る。
肉体労働や家庭教師、塾講師を経て現在に至る。
現在、未曾有の大不況下で苦しい転職活動を余儀なくされている。
経済状況は極度の貧乏。某市内の賃貸マンションを棲家としている。
いわゆる「勝ち組」「負け組」という二元論的なステレオタイプが大嫌い。
趣味はブログ執筆、読書、六弦ベース、オートバイ等々。ちなみに大型自動二輪免許保有。かつてハーレーを所有。
夢はオートバイでの海外ツーリング。具体的にはユーラシア大陸をBMWで走破することなどを考えている。
日本経済の酷いデフレを憂いつつも某市のリサイクル・ショップや古本屋によく出没する。
実は牧師の息子であり、幼い頃から聖書と教会に親しむ。

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