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白髪染め

年を重ねて来たせいか髪に白いものが混じり始めて久しいです。僕ももうそんな年齢なのです。今年の正月に家族が集まつた時にすぐ下の弟が「兄さん、白髪を染めたらどうだい?」とアドバイスをしてくれましたが言下に「その必要はない」と折角の忠告を即、却下してしまひました。

塾講師をしてゐた時、口の悪い生徒から白髪を揶揄されたこともありましたが何の痛痒(つうやう)も感じませんでした。白髪を気にしてゐる人には傷つく言葉なのでせうが僕は、これまでに白髪に悪いイメージを抱いたことはありません。むしろインテリジェンスの象徴のやうにさへ思つてゐます。のみならず同年代のキリスト者の仲間の頭に白いものが混じり始めて染めようとすると「白髪は恥づかしいものではない。聖書にもさう書いてあるではないか」と、たしなめさへしました。

ところが、ある事情から白髪を染めたほうがいいといふ結論に達しました。白髪を染めたほうがいいといふ考へに思ひが傾いたのには理由があります。僕はいまだに白髪に肯定的なイメージを持つてゐますが巷間では必ずしもさうではありません。どんなかたちにしろ僕とひとときを共有する人にばつの悪い思ひはさせたくはありません。信念を守るのは大変、結構なことですが迷惑はなるべくかけないやうに配慮するのが成熟した大人の常識なのではないでせうか。

それゆゑ、今日の午後にドラッグストアで白髪染めを購入して専用クリームを頭全体に塗りたくりました。数分、そのままにして髪をお湯ですすいだうへでシャンプーを二回繰り返しました。さうしたら、あら不思議。鏡の中には五歳くらゐ若返つた僕がゐました。白髪染めをすれば若く見えるだらうとは思つてゐましたが、これほどまでとは思つてゐませんでした。驚きましたね。

かつて『人は見た目が9割』などといふ新書がベストセラーになりましたが外見を整えるといふのも決して疎かにできませんね。極端なタイトルの本ですが百パーセント間違つてゐるといふ評価はできないでせうね。一理はあります。さうでないならベストセラーになる道理がありません。読者は馬鹿ではありません。

思ふに周りの人々が親身になつてしてくれた忠告は尊重しなければなりません。そこには何か意味がありますね。周囲から何も云はれなくなつたら、それは決して良い兆候とは云へません。今日、僕は白髪を染めたわけですが染めてよかつたと思ひます。弟の云つた忠告が頭の片隅に残つてゐたのだらうと思ひます。ありがたいことです。けれども、さはさりながら僕は、いまだに白髪に対して否定的な印象は持つてゐませんけれど…。


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同窓会

昼日中にもかかはらず一風呂、浴びてラリー・カールトンの軽快なギターの演奏をミニコンポで聴きながら、この記事を書いてゐます。思ふに日曜日なのだから、ゆつくり自分の時間を愉しんでもいいのです。安息日たる日曜日は働く日ではなく休む日です。旧約聖書には安息日に働く者は殺されねばならない、と記されてゐますし、ね。

今度のゴールデン・ウィークに僕が大学生の頃、通つてゐた教会の青年会の同窓会を企画してゐます。僕は学生時代、都内の大学に神奈川にある下宿から小田急線で通つてゐました。さうしてアパートのすぐ近くにある教会の礼拝に日曜日毎に出席してゐました。日曜日の朝は教会へ行くのが、とても嬉しくて決まつて早くに目が覚めたものです。朝が早過ぎるので一緒に下宿してゐた弟から苦情を云はれたことを懐かしく思ひ出します。

礼拝が終はつてから教会で昼食をとり、その後、青年会の仲間たちと色々なことを愉しみました。河原でのバーベキュー、友人宅での映画鑑賞、遊技場でのアーケードゲーム、夕方近く行つたカラオケ、夜を徹してのビリヤード、東京近郊や遠くは伊豆まで行つた小旅行等々。挙げれば切りがありません。かうしてパソコンのキイを叩いてゐると僕の人生にもきらきらした青春時代があつたことを思ひ出すことができます。思ふに忘れてゐただけなのですね。

甘美な青春時代とまでは云へませんが、間違ひなく、あの頃が僕の青春だつたのです。その当時は大切な青春だと認識できないのが難しいところですが…。衝突もありました。和解もありました。邂逅(かいこう)もありました。離別もありました。若かつたあの頃から約二十年の歳月が流れました。さうして久し振りに五月上旬に当時の青年会の同窓会を東京のレストランを借り切つて催す運びとなりました。

今回の企画には幹事として僕も一枚噛んでゐます(肩書は幹事補佐)。この企画を立案した代表幹事は一児の母であるKさんです。僕の大学の後輩になります。当時の青年たちも今やいいお父さんやお母さんになつてゐることでせう。会ふのが、すこぶる愉しみです。案内の葉書もすでに発送しました。来月に文面を変へて再度、案内するつもりです。

今回、幹事補佐として何人かの当時の青年会員に久し振りに連絡を取りました。「よつちやん、ご無沙汰だね」みたいな感じで応対してくれた仲間もゐました。しかし、こんな中年の男をつかまえて「よつちやん」と呼ぶのは止めてくれ、と叫びたい気持ちでした。勿論、当時の呼び名で呼んでくれることに悪気はなく、むしろ配慮した心憎い対応だと思ひますが…。けれども、矛盾するやうですが、さう思ふ一方で懐かしく温かい気持ちにもなりました。思ふに、いはゆるアンビバレンツな感情と云へませう。「幹事さん大変ですが、よろしくお願いします」と労つてくれた会員もゐました。

ここで本記事を擱筆(かくひつ)する前に案内葉書の最後に載せた文面を、ご紹介しませうか。次のとほりです。《なお、お子様連れやご夫婦でのご参加も大歓迎です。皆様のご出席を心よりお待ちしています。ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします》


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プロフィール

ヨシ樹

Author:ヨシ樹
昭和に生まれ、平成を生きる日本男児。
東京の大学を卒業して故郷の愛知県に戻る。
肉体労働や家庭教師、塾講師を経て現在に至る。
現在、未曾有の大不況下で苦しい転職活動を余儀なくされている。
経済状況は極度の貧乏。某市内の賃貸マンションを棲家としている。
いわゆる「勝ち組」「負け組」という二元論的なステレオタイプが大嫌い。
趣味はブログ執筆、読書、六弦ベース、オートバイ等々。ちなみに大型自動二輪免許保有。かつてハーレーを所有。
夢はオートバイでの海外ツーリング。具体的にはユーラシア大陸をBMWで走破することなどを考えている。
日本経済の酷いデフレを憂いつつも某市のリサイクル・ショップや古本屋によく出没する。
実は牧師の息子であり、幼い頃から聖書と教会に親しむ。

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