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高速デビュウー

初めてオートバイで高速道路を走つたのは、もうだいぶ前のことになります。教習所の高速教習でクルマを運転した時は、それほどの不安を感じませんでした。けれども、オートバイで高速デビュウーした時は不安でしたし高速道路で実際に運転した時は恐怖を感じました。

ちなみに自動二輪の運転免許を取得するにあたつて中型にしろ大型にしろ高速教習はありません。そもそも外の道路で教習するといふことがないのです。読者諸賢は公道でオートバイの教習車といふものをご覧になつたことはないでせう。

そのやうなわけでオートバイで高速デビュウーする時は不安や恐怖でいつぱいでした。しかし、何事も「案ずるより産むが易し」で恐怖は初めのうちだけでした。しばらく走つてゐると愉快な気分になりました。今ではオートバイで高速道路を走るのが大好きになりました。

そんなことを親しくさせていただいてゐる牧師に話したら彼はかう云ひました。すなはち、「よし、わかつた。只でたつぷり高速道路を走らう」と。

休日に高速道路を彼と走ると信じられないやうな猛スピ-ドで走る。ついて行くのに精一杯でした。その日は何時間も高速道路での走りを堪能したのですが本当に只で走れたのです。一円も払つてゐません。僕はその絡繰りがいまだに判りません。今年の五月の連休は、またオートバイで高速道路を走りたいと思つてゐます。


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ツイッターを始めました

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すでにご存知の読者もをられるかも知れませんが先週からツイッターを始めてゐます。当ブログの兄ブログたる“「論」ブログヨシ樹”のサイドバーに埋め込んであります。本日も書き込みをしました。

当ブログの読者諸賢には是非フォローしていただきたい、と存じます。ツイッターではブログで原則としては取り上げない時事ネタについても積極的に取り上げて発言してゆきたい、と考へてをります。ささやかではありますが中身のあるつぶやきを記してゆく所存です。

新しい試みであります。読者諸賢のご理解ご協力を賜りますやう、これまでのブログ共々、宜しくお願ひ申し上げます。


本は誰でも読める!

「本なんて誰だつて読めるんだつて」と僕に向かつて親父は云ひました。読書をとほして得た知識をひけらかして得意になつてゐた僕の生意気な心にグサッと突き刺さつた言葉であります。

さうは云ひながらも親父の書斎には多くの蔵書があり現在も暇を見付けては本を読んでゐるみたいです。親父と議論しても必ず負かされます。これまでにガチンコ勝負して勝つたためしがありません。

今でも記憶に残つてゐる印象深いシーンがあります。それは僕が中学生の時の保護者面談でのことです。親父は僕が通ふ学校の廊下に置かれた椅子に座りながら読書をして自分の番を待つてゐました。

さういふ親父の背中を見て育つたので僕も自然と本に親しむようになりました。自分の子供に本を読んでもらひたいなら、まづ自分が本を読まなくてどうします。親が自ら本を読むさまを子供に見せるべきだと思ひます。さうすれば、わざわざ読書を促さずとも子供は自然と本に親しむようになります。

さういふ教育を施して子供が衒学的(げんがくてき)な態度を取つたら、ぴしりと冒頭のやうな言葉で子供の姿勢を正す親こそ格好いい親ではないかしら。僕はさういふ親父を尊敬してをります。


書評 『死なないでいること、生きるということ』

『死なないでいること、生きるということ』


雑誌「ダ・ヴィンチ」2011年5月号の“注目の新刊情報”の箇所に目をとほしてゐたら『苦節23年、夢の弁護士になりました』(神山昌子著・いそっぷ社)といふ本に目が留まりました。かつて弁護士を目指してゐた時期があつた僕にとつては色々な意味で面白さうな本であります。早速、ウェヴ・サイトの“ アマゾン”で古本を探したのですが値段が新品とあまり変はりません。やむなく購入を断念しました。

しばらくして、また同雑誌同号をぱらぱら繰つてゐると前掲書のすぐ下に載つてゐる綺麗なお姉さんの写真が表紙の本が、ちらつと眼を掠めました。題名は『死なないでいること、生きるということ』で、題名の下に“希少難病 遠位型ミオパチーとともに”とピンク色でサブ・タイトルが印刷されてゐました。何かのついでに“アマゾン”で検索してみると古本で90円でした。全国一律250円の送料と併せても340円です。これは安い。財布に優しいこの値段に魅かれてパソコンの画面上のボタンを押して注文を確定しました。

本が届くと一日で読了しました。著者中岡亜希さんは重度の障害者です。彼女が罹患してゐる「遠位型ミオパチー」とは同書によれば《おもに二十代前後で発症し、初期症状としては、身体の末端にあたる手先、足先などの筋肉から萎縮して衰えていく病気だ。十年から十五年ほどで自力歩行ができなくなり、進行性の難病ゆえ、やがて寝たきりになるだろうといわれている》らしい。

同書に何度、励まされたことでせう。何度、勇気を貰つたか知れません。僕はこの本に出合へてよかつたと心から思ひます。思ふに身体を動かせるといふことは当たり前のことではありません。このことに気付いて感謝して毎日を過ごしてゐる人は僕も含めて何人ゐることでせう。ぶつぶつ不平を云ひ不満でいつぱいの人たちには同書を処方したいですね。普通に食事をしたり入浴したり排泄したりすることは健常者にとつては何でもないことかも知れませんが障害者からすれば羨むべきことなのです。

けれども、著者は健常者を羨むやうな卑しい人間ではありません。人の持ち物(それが財産ばかりではなく健康であつても)を羨むといふのは恥づべき悪徳であります。著者中岡さんは云ふ。《大きくつまづくこともなく、それなりに順調だったはずの人生。何が起こるかわからないものだ。でも、この三十四年の人生で、今ほど生きていて楽しいと思ったことはない。なぜなら、本当の「生きる意味」をこの病気に教えてもらったから―》

同書を読めば容易に判ることですが彼女の文章には、およそ誇張など、ありませんし嘘も含まれてゐません。したがつて、上述の引用文章は彼女の偽ることのない本当の心境を正直に綴つたものに相違ありません。決して負け惜しみや強がりなどではないのです。僕は、かういふ告白ができる人物こそ教養人と呼びたい。この愛すべき真の教養人に心からのエールを贈りたいです。

同書は学研から定価1470円(税込)で出版されてゐます。少しでも興味を持たれた読者諸賢は、ぜひ同書をご一読して下さい。なぜなら、《希少難病の実態と患者のことを知ってもらいた》いのが著者の執筆動機の大きな部分を占めてゐるからです。さうして僕もあなたも、もう自分を憐れむことは止めようぢやありませんか。境遇が人生を決定するのではありません。自分の心の持ち方こそ人生を決定する重要なマスター・キイになるのです。同書が教へてくれたことの一つであります。

最後に亜希さん、僕もあなたの云ふやうに《簡単な人生なんてきっとないんだろう》といふ感想に同感しますし、だからこそ《この先も、ガッツリ、人生「生きてやろう」》と思ひます。同書を上梓してくれて誠にありがたうございます。僕もあなたの本の一読者として恥づかしくない生き方をしてゆきたいです。


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プロフィール

ヨシ樹

Author:ヨシ樹
昭和に生まれ、平成を生きる日本男児。
東京の大学を卒業して故郷の愛知県に戻る。
肉体労働や家庭教師、塾講師を経て現在に至る。
現在、未曾有の大不況下で苦しい転職活動を余儀なくされている。
経済状況は極度の貧乏。某市内の賃貸マンションを棲家としている。
いわゆる「勝ち組」「負け組」という二元論的なステレオタイプが大嫌い。
趣味はブログ執筆、読書、六弦ベース、オートバイ等々。ちなみに大型自動二輪免許保有。かつてハーレーを所有。
夢はオートバイでの海外ツーリング。具体的にはユーラシア大陸をBMWで走破することなどを考えている。
日本経済の酷いデフレを憂いつつも某市のリサイクル・ショップや古本屋によく出没する。
実は牧師の息子であり、幼い頃から聖書と教会に親しむ。

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